あなたの好みでは無い!!
わたしの好みでもない!『何が?』かをこれから話すね。
昨夜のこと、腰のあんばいが今一だし、湿布貼ってサッサと寝ようと思ってた、ふっと何気なくテーブルの上のコミックに手が伸びる。タイトルは「夢の雫、黄金の鳥籠」。少女マンガだ。
中身もこてこての少女マンガ。いわゆるラブストーリーてんこ盛り。なんたってこのコミックの連載されてる週刊誌なのか月刊誌なのか知らないが、その名前が、「姉系プチコミック」だから!。たしか少女マンガでプチコミックってあったもんね。
勘違いしないで。別に少女マンガ好きのお宅系オヤジでは無いから。
ではなぜ読んでしまったか?自分の好みでも無いのに。
舞台はオスマン帝国、主人公はハーレムで妾(ジャリェ)から第二夫人(カドゥン)にまで上り詰めるヒュッレムと言う娘が主人公。側室の対抗勢力による暗殺や皇帝の野心、叶わぬ恋いなんかもチョイスされかなり読み応えがあります。 何より引きつけたのが、この時代の史実に基づいて書かれていて、世界史?の勉強になる点。
少女マンガなんか全然興味ないわたし。ところが、読んでみると、
『早く8巻読みたい!!ヒュッレムの産む子は皇帝の子、それとも、、、』。。ハマってるし。
こういう事って結構あるよね。
『小さい魚とか全然名前知らないし興味なーい』とか言ってたのが、徐々に名前を知るとだんだん楽しくなってくる。
『大瀬は砂地だから、、』とか言ってたのが、スナイソギンチャク系の撮影にハマる。
『船酔いするから、、』と極力ボートを避けてたのに、熱海のディープに魅せられる。
だいたい自分の好みって言ったって、自分でも分からないもの。ほら、友達でも、話聞いてた好みとマルッきり違う男性とつきあう人、居るでしょ?。
ようは何が言いたいかっていうと、
『自分でレッテル貼ったらいけないよ』
たまには自分の好み(あなたが考えているところの自分)でない物を体験してみると、意外な発見があるって物です。
《追伸》
コミックの背表紙をよく見ると、「偶数月5日は姉プチの日ハートマーク」と書いてある。よ〜しハートマーク。